こんばんは!

きょうの日経平均は、夜間セッションでのNY市場の上昇や103円台に一気に戻したドル円相場の動きを受けて17000円の大台を回復しましたね。

きょうの上昇で含み損を抱えていた銘柄がプラス転換したものがいくつかありました。優待株自体は一部弱含んだものもありましたが全体的には好調でしたね。

ところで、きょうは、肥料が主力で水処理薬剤や水溶性アルミニウム塩などの化学品も手掛ける多木化学(4025)についてです。

こちらは直近の決算発表で、7月28日に16年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益が前年同期比35.8%減の9.8億円に減少したと発表しました。

なお、16年12月期通期の同利益は19.5億円(前年比5.5%減)の予想を据え置いていますね。

こちらの最近のトピックとしては、同社が新規水処理剤PAC(温暖化による原水の水質悪化に対応可能)を拡販すると8月22日にメディアで報じられたことでしょうか。

これまでは日本水道協会(JWWA)の製品規格外品だったのですが、7月の規格改定で規格対象品となったため、一気に需要が拡大する見通しと報じられましたね。

優待は1000株以上で3000円のクオカードですね。

多木化学

                              


多木化学(4025) 

株価 732円/株 必要資金(1000株) 73万2000円(10/11) 

【予想配当】  1.91 % 1株あたり 14円 
【 PER / PBR 】   13.17 / 0.76倍 (予想連)
【優待確定月】  12月末日  

【優待内容】

1000株以上   3000円分のクオ・カード


SBI証券(短期売り)で一般信用売りができます。制度信用売りでクロス取引(つなぎ売り)した際の逆日歩(すべて1000株あたり)は2013年12月末日が1050円、2014年12月末日が3300円、2015年12月末日が2250円でした。

人気の高額クオカード優待なので高額逆日歩の常連ですね。現在、株価は上昇基調ですが、月末の決算発表をどう抜けてくるのかに注目ですね。

こちらは、低PBR銘柄として注目されていますが、業績は円高の影響が出たことで16年12期は減益となっていますね。

あと、もう1つ大きなトピックとして、5月31日に、魚のうろこを原料にしたコラーゲンで糸を作る技術を開発したと報じられたことが挙げられますね。

生糸と同程度の強度を持つため、靱帯や腱といった人体組織の治療に応用できる可能性(
再生医療材料など医療分野への展開)およびバイオ分野への展開力に期待感が高まっていく可能性が高いということで株価が火を噴いて急騰しましたね。

現在、同社では無機材料分野やメディカル分野等の研究開発を積極的に進めているとのことです。

ひとまず、次は10月28日の第3四半期決算発表ですね。 

 

それでは本日もお付き合いいただきありがとうございました(^^)/


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