おはようございます!
 
昨日の日経平均は、終値で18186円(前日比+180円)でした。今朝のNYダウが+13ドルで、日経平均先物 CME(円建て)が、18170円(日経比-16円)、日経平均先物 CME(ドル建て)が、18255円(日経比+69円)でした。本日の日経平均は、ほぼ横ばいからのスタートになりそうですね!

ところで、本日は、こちらの記事で書かせていただいた株主優待取りに必要なクロス取引に、さらにひとつテクニックを加えて解説してみたいとおもいます。まずは、前回のおさらいになりますが、優待取得には、

現物で株式取得+制度信用売りで、買いと売りを同時に注文するクロス取引をし、翌日売り買いを相殺(現渡し)して優待をゲットする。

現物で株式取得+一般信用売り(カブドットコム松井証券で可能)で、買いと売りを同時に注文するクロス取引をし、翌日売り買いを相殺(現渡し)して優待をゲットする。

という2つの方法があると書きました。

もちろんこれら正攻法で普通に優待を取ることができるわけですが、なるべく売買手数料を抑えたい人向けに、上の①の方法にプラスして次のような方法があるんです。(※ここでは、例として取引手数料が圧倒的にお得な≪GMOクリック証券≫現物取引手数料1約定ごとプラン105円〜!1日定額プラン230円〜!を使った場合で考えます)

制度信用買いで株式を取得+制度信用売りで、買いと売りを同時に注文するクロス取引をし、当日中に信用買いした銘柄を現引きし、翌日売り買いを相殺して優待をゲットする。(※②は、一般信用売りがGMO証券で出来ないので不可とします)

では、どうして①のように現物買いではなく、③の信用買い→現引きという方法が良いのでしょうか。


                                           
これは、現物買いと信用買いで売買手数料が違うからなんですね!

GMO証券の、信用買いの手数料は、1約定ごとの約定代金が500万円まで100円なのですが、現物買いの手数料は、料金形態が細かく分かれてまして、1約定ごとに約定代金20万円までは105円50万円までは260円100万円までは470円・・・となっているんです(^^ゞ

もちろん、信用買いする、ということは、証券会社からお金を借りて株式を購入することになるので、購入代金に対する金利を支払う必要が出てきます。

例えば、A会社の株の購入代金(約定代金)が50万円だった場合、手数料100円に加えて、最低2日分(買い当日分と翌日分)の買方の金利分2.1%(GMOの場合)を支払うことになります。

つまり、信用買いにかかる手数料は、100円+{50万円×(2.1/100×2/365日)}≒100+{約57円}≒約157円となります。A会社の株を現物で買ったときの手数料は260円。信用買い→現引きだと約157円。どちらがお徳でしょうか(^^)

要するに、約定代金が20万円を超える銘柄ですと、信用買い→現引きがお得なんですね。銘柄ごとに手数料の支払い総額を考えて株主優待を取得できれば良いですよね(^^)

ちなみに、「現引き」とは証券会社の口座に自ら入金した口座残高から振りかえる形(※お金を借りて買った貸し株を、現金で引きかえ本物の現物株を取得するイメージ)になります。

A社株式を購入するには、ご自分の証券口座に50万円以上の現金が残高としてなければ、信用買いは出来ても現引きは出来ない!なんてことになりますのでご注意ください。

きょうは計算などが出てきて数字嫌いな方にとっては苦痛だったかもしれません(>_<)なるべくわかりやすく書けたら良いのですが、まだまだ不慣れなものでご容赦いただけるとありがたいです。

きょうも、最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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