こんばんは!
きょうは、あかつき証券を中心とする企業グループのあかつき本社(8737)の株主優待について書きたいと思います。
まず、同社は直近の決算発表で、8月14日に、18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益が8.47億円の黒字(前年同期は3.11億円の赤字)に浮上したと発表しましたね(*^-^*)
なお、通期の同利益に関しては、前期比2.3倍増の14億円の予想を据え置いていますね(*^-^*)
一方、同社の直近最大のトピックスは、8月16日に、株主優待制度を廃止すると発表したことですね。
これまでの優待の内容は、3月と9月末権利で100株以上→クオカード500円分、500株以上→同1500円分、1000株以上→同3000円分でしたが、次回2017年9月と2018年3月権利分で優待が終了することになりました。
ただ、同日に、18.3期の中間配当が1株につき前期から6円増配され10円になると発表されたことで、この時点でクオカード600円分の価値になり、期末配当次第(前期は4円)で優待廃止後でも利回りアップになる期待が残りました(*^-^*)
ちなみに、期末配当が、中間配当と同額の10円(年20円)に増配された場合は利回り4.18%になりますね(今期のみ優待があるので、配当+100株優待で総合利回り→5.23%)。※昨期は配当8円+100株優待で総合利回り3.77%。
あかつき本社(8737)※東証2部
【株価】478円/株 必要資金(100株)4万7800円(9/1)
【予想配当】(4.18)% 1株あたり (20)円
【 PER
/ PBR 】6.71/0.88倍 (予想連)
【優待確定月】2017年9月末日 2018年3月末日
【優待内容】
100株以上 QUOカード500円相当
500株以上 QUOカード1500円相当
1000株以上
QUOカード3000円相当
一般信用売りはできません。非貸借銘柄のため逆日歩データはありません。
同社の優待廃止は、「株主への公平な株主還元のあり方という観点から検討を重ねた結果見直すことになった」ということですが、優待分が配当に転化されるなら株主還元の本来のかたちに戻ったととらえることもできますね。
優待新設→クオカード贈呈という流れから株価上昇、がひとつのトレンドになっていますが、優待廃止から増配でカバーという流れもひとつの形として今後増えてくるのかもしれませんね。
ただ、18.3期は増配と優待の恩恵にあずかれるので株価は安定した動きを見せているのでしょうし、同社は業績好調であること、指標面でも割安という面も見逃せないですよね。
何はともあれ、株主優待という日本市場独自の文化が今後どうなっていくのか・・・考えさせられますね。
それでは本日もありがとうございました(*^-^*)
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